pop_babu_sound’s diary

大野さんへの愛をつらつらと。

新たに知った関ジャニ∞の個性や魅力

※本文に行く前に
感じたままに綴っていますが、関ジャニ∞さん達を偉そうに評価しようだとか、そんな目的や意味は一切ありません。純粋にLIVEが楽しかったので書き殴りました。(昨日の挨拶の言葉などにも触れています)違うと思ったらそっとこのページを閉じてください。宜しくお願い致します。


2022年1月23日(日)

関ジャニ∞が大好きな友人から「本当に良いLIVEだから!!」とゴリ押しされ、「そこまで言うなら…」と購入したチケット。

というのも、私は大野智さんに心を捧げており、他ジャニーズには全くと言って良いほど興味がありません。私の中で彼を超える存在は後にも先にも現れないと思っているし、こんなにも惚れ続けるのは彼だけだと思っている大野智一筋の女なのです…。

そんな女が関ジャニ∞さんのLIVEを見て震えた。
本当にゾクゾクしたんですよね、身体が。

まず関ジャニ∞、顔が良い。何せ顔が良い。しっかりお顔を拝見する機会がなかったから、顔面偏差値の高さに驚いた。全員、美しさもカッコよさも可愛らしさも兼ね揃えていて、強すぎる…。となったし、

洗練された品のある男の色気や、垣間見える少年のような無邪気な笑顔。楽器と向き合う真剣な眼差し、挑発的な視線、ファンの子に向ける柔和な表情などなど、魅せてくれる表情一つ一つにドキドキした。

そして関ジャニ∞、武器が多い。歌って踊れるのに、バンドも喋りも上手い。出来ないことあるの??と毎秒疑問に思うくらい、そのハイスペックっぷりに圧倒された。今まで努力で積み重ねてきたであろう経験値や培ってきたスキルをモロに感じたし、何よりメンバー、一人ひとりが仲間を信頼し、愛し、尊敬しているのだろうな〜と目や表情を見てしみじみしてしまった。唯一無二の素敵なグループだなあ。

スタジオで話を積極的に回していくイメージがある横山さんは、静寂な美というか品ある圧倒的な美で自然発光されていたので驚いた。ファンの子をじっと見つめるのが彼流のファンサなのかな?あの目を近くで見た日には倒れてしまいそう…手の振り方が完全に白馬に乗った王子様。ファンの子を盛り上げる時の声のパワーが特に凄かった。

THE仕事人というイメージがある村上さんは、キーボードも抱く勢いで色気爆発していたので驚いた。セクシーに、でも正確に踊るダンスが魅力的。ジャケットの魅せ方も本当に上手くて、アイドル全開な彼の沼は随分と深そうだ…マイクを持つ手が男らしくてキュンとしたし、一生懸命歌う姿にグッときた。

メンバーからいじられ愛されているイメージがある丸山さんは、隅から隅まで団扇を見て、目を見ながら丁寧にファンサする所謂ファンサマシーンだった。ファンサされた人はもちろんのこと、見ていた周りの人まで幸せになれそうな温かい雰囲気だった。ベースを持つ立ち姿が凛々しくて吸い込まれそうになったし、がなり声が特に好みだった。

声が高くてふんわり柔らかいイメージがある安田さんは、色んな顔を持っている方だった。ファンの子にニコニコ手を振っているな〜と思えば、バチバチに決めてくるダンス。自分の魅せ方を確実に把握してそうだったし、振り幅えげつないな…内から出るエネルギーが凄まじくて、音と戯れているときの表情が何とも愛らしかった。

大きな口を開けて笑うイメージがある大倉さんは、全身を使って叩くドラムの豪快さに驚いた。周りを見渡しニコッと笑う彼は正にアイドルそのもので自分のカッコ良さ、爽やかさに気づいている?「下手くそでも気持ち届けます」の文字通り、伝えたい想いが溢れんばかりに伝わってきて感動した。個人的に大倉さんの歌声、艶っぽいのに甘くて好きだった。

こんなに個性や魅力がギュッと詰まった関ジャニ∞、凄い。そしてこんなにもギュッと詰まっているのに、誰一人として埋もれず輝き合っているのが凄い。

関ジャニ∞さん達のことは、嵐にしやがれなどのゲスト出演や、大野さんと関わりがある方もいらっしゃるのでお顔やお名前、基本性格はなんとなく把握していた。だけどそのなんとなくは本当になんとなくだったのだと、今回の配信で思い知りました。ファンにしか見せない表情が沢山あるんだなあ。ギャップが凄すぎる。

最後に関ジャニ∞、紡ぐ言葉から溢れる人柄が魅力的。特にライブ終盤での挨拶が印象的でした。

一緒に活動してきた仲間を送り出して、関ジャニ∞を背負って、再び関ジャニ∞として生きていく覚悟をしたであろう5人。私に想像できるはずもないけど、相当な覚悟だったと思うのです。

だから、「これからもどんどんカッコ良くなる」や「今後も変化し進化していく関ジャニ∞をご覧あれ」などと言える彼らの強さに驚きました。逞しい…漢すぎる…。どれだけの重圧や葛藤を受け入れ、飲み込もうとして、前を向いて舞台に立っているのだろう

ただ強さを並べるのではなく、「望んで5人という形になったわけではない」という本音や「それでいいと思っています」「隠す過去があるわけじゃない」と自分達やファンの子の現在も過去も肯定しようとする、嘘をつかないありのままの姿にも胸が締め付けられた

でも、「関ジャニ∞でよかった」という言葉に嘘なんかないと分かったし、心の底から胸を張って言い切る彼らの力強さに涙腺が緩んだ。

そしてそんな5人を信じて力強く推していこうとするエイターの皆さん。信じることって結構怖いし、不安になることも多いと思うけれど(私も担当がいるので)、彼らと手を取り合って模索しながら一緒に歩んでいこうとする決意が拍手の大きさに表れている気がして、物凄く頼もしく見えました。

決意を言葉にする強さや、転んだとしてもまた前を向いて歩いていこうとする逞しさを持つアイドル。そしてその熱意を受け取り、応援しようとするファン。美しい愛の交換というか、循環が見えた様な気がしてとっても温かい気持ちになりました。


「ど派手にかますぜ」「この手につかみ取れ」「やがて光満ち溢れてく」

と爽やかに心地良く歌っていると思えば、

「人生って最高だろう」「こけて学んで」

と吠えるように泥臭く男臭く歌い上げる5人。

なんだろう。

関ジャニ∞、カッコいい。

そして心の底から楽しかった。

(所々止まったり、カメラワークや画質が悪くなるのに残念でもどかしく思う程に)楽しすぎてもう一回見返したいくらい、新鮮で濃厚で贅沢な時間だったし、配信でこれだけ関ジャニ∞のパワーに圧倒されたのだから、生で見たら相当凄いのだろうなあと本気で思った。特にバンド曲を披露している会場の上がり方が尋常じゃなくて、私の身体も前のめりになった。ペンライトの揃い方が尋常じゃないし、関ジャニ∞の周りを巻き込む力がシンプルに凄い。

笑えるのに泣ける、泣けるのに笑える。
ふざけるのにキメる時はキメて、語る時は真剣に。

これはサービス精神旺盛で場数を踏んできた彼らだからこそ創り上げられるLIVEなのだと思いました。歌もダンスもバンドもお笑いも全て詰まっていて、万華鏡を見ているようにワクワクしたし、関ジャニ∞のLIVEは誰もがおかわりしたくなる上質なエンタメでした。

私は大野さんに心を捧げているので、関ジャニ∞さんの沼にどっぷりとお邪魔することはきっとないんだけれど。(今日からエイターになる皆さんでドキッとはしました)

でも、舞台に立ち続けて輝き続けている彼らの姿に勇気を貰うことがこれから沢山ある気がした。どうしようもなく心が疲れた時、寄り添い、背中をそっと押して「大丈夫や」と一緒に歩もうとしてくれる彼らに救われることも。


関ジャニ∞の世界にどっぷり浸かって、彼らの鼓動を聴いた時、私の心臓が震えた。そして誇張なしに、心が満たされ、生きる希望を貰った。

関ジャニ∞は個性や魅力がこれでもかというほどギュッと詰め込まれた、最高で最強のグループでした。

夢のような時間をありがとう。

そしてチケットをゴリ押ししてくれた友人へありがとう。他ジャニーズの初めてのLIVEが関ジャニ∞で良かった。

大野智の愛の深さは語り尽くせない

……話は随分と遡るけれど、休止を発表したあの日から、どんどん痩せていく大野さんの姿を見るのが怖かった。変わらず愛や希望を届けようとしてくれているのに、彼の強張った表情が頭にこびりついて、愛よりも不安や恐怖が勝ってしまった時期が私の中にあった。

このまま彼が消え入ってしまうのではないかという漠然とした不安。輝かしい活動の裏でドロドロした熱くて重い何かが彼を押し潰そうとしているのではないか、と渦巻く恐怖。

彼だけに向けられた酷く冷たい鋭利な言葉が確かにあったし、消えてしまいそうな儚さが魅力の一つとしてある彼に不安を抱く程、あの時期の私の心は完全に疲弊していた。

大野さんの本当の気持ちなど、私に知る由もないのに。
頭でそう分かっていても勝手に想像しては辛くなってしまっていた。

でもその漠然とした不安や恐怖を愛しくて優しいものに変えてくれたのは、紛れもなく大野さんだった。
いつもそう。ずっとそう。この時だってやっぱりそうだった。

大野さんはいつも私の強張った心を和らげ、落ち着かせてくれる。

特にそう感じたのは、FREESTYLE2020の時。

「FREESTYLE」という大野智だけの自由な世界。
余計なものはすっかり削ぎ落とされているのに、
彼が見せたいもの全てが詰め込まれている世界。

自由で、一生懸命で、愛しくて。

溢れる程の気持ちや愛が込められたグッズは今でも大切な宝物だし、配信の予告編を見返しては「出演:大野智」の文字に心が震える。

彼の行動の速さや誠実さに改めて尊敬した、あの期間。
誰一人として取り残さない彼の愚直さと優しさに改めて惚れ直した、あの期間。

大野さんは本当に強い人だ。

残された時間でファンの子一人一人と向き合い、努力を惜しまず愛を届けようとしてくれた愛に溢れる優しい人だ。きっと彼自身も辛くて怖かったと思うのに、まるで「不安にならないで」と微笑みながら一人一人に手を差し伸べているかのようだった。

「愛とは、僕です」

これは彼自身が話の流れで何気なく放った言葉だけど、あまりにもその言葉がよく似合う。
与えるばかりの形容詞がよく似合う彼だから少し心配にもなるけれど、彼から溢れ出る優しさや温かさが沢山詰まった愛にいつも癒され、励まされているのは紛れもない事実。

いつも本当にありがとう。

そして自然体で飾らない彼から溢れる愛の泉に誰もが救われ、寄り添いたくなるのだと思う。大野さんは分け隔てなく誰にでも同じように愛する人だけど、同じように愛される人でもあるから。

この素敵な関係性は枯れることなくどんどん深まっていくのだろうなと生意気ながらにもそう感じる。彼の真っ直ぐで純粋な愛を利用する人がいませんように。


…彼の愛を通して長々と私の想いを綴ってきたけれど結局いつも「大野さんが大好き」という結論に辿り着く。

こんなにもファンのことを想い、一つ一つに向き合い、沢山の愛を届けてくれるアイドルはいたのかな。行動一つ一つが愛に溢れていて尊敬することが多いアイドルはいたのかな。

いや、いないだろうな。

うん、いない。

私にとって大野さんはそういう存在なのです。

そしてこれまでと同じように、大野さんの無限大の愛に救われ続けるのだと感じる。

本当に大野さんを好きになって良かった。

本当はもう少し綴っていたいけれどあまりにも彼の愛が深くて語り尽くせないから、私の彼に対する変わらない愛を誓い、このブログを締めようと思う。

大野智を想う日々

「心や身体は自由で豊か?」「最近食べた物で美味しかったものは?」「今気になっている音楽やダンスはある?」「最近YouTubeで何を見た?」

一生面と向かって会話をすることはない。でも、毎日大野さんのことを想っている。今彼は何をしていて何を感じているのか。果たして一日にどのくらい大野さんのことを想っているのだろう。生活の何%が大野さんで満たされているのだろう。

良く晴れた爽やかな空を見ると、大野さんを想う。
舞台に立っている人を見ると、大野さんを想う。
ふわふわとした柔らかいもの見ると、大野さんを想う。
魚や釣り道具、キャンプ風景やランタンをTVで見ると、大野さんを想う。
オレンジ色に染まった夕日や静かな深夜の空を見ると、大野さんを想う。

大野さんが活動している時も当たり前のように想い続けていたけど、お休みしている時の方が想う気持ちが膨らんでいるし、日々想う気持ちが積み重なっている。…元気にしてるかな。幸せかな。自分のために生きているかな。

混沌とした世の中に一筋の光をさしてくれるのが大野さんで、明日もきっと楽しいだろうなと予感させてくれるのが大野さんだった。埋もれがちで見失いがちだけど本当は星の数ほど散りばめられている小さな幸せを照らして見つけさせてくれるのが大野さんだった。

乾いた喉を潤すように大野さんの歌声を聴く。刺激が欲しい時に大野さんのダンスを見る。疲れ切った脳のために糖分を取る感覚で大野さんの笑い声を聴く。

こうやって私の毎日には必ず大野さんがいて私の心を支え、癒やし続けてくれていた。パフォーマンスや言葉で心を満たしてくれていた。それは、今でも変わらないことだ。私の毎日は可笑しいくらいに大野さんで染まり切っている。きっと皆、私みたいに今でも頭や心の中に大切に大事にしている大野さんの姿や、言葉や、気持ちや、愛が沢山あって日々大野さんに魅了されているのだろう。

大野さんは様々な角度から沢山の表現や表情で魅せてくれる。角度によって様々な色彩や形が新しい景色に変わっていく万華鏡を覗き込むと心が踊るのと同じような感覚。万華鏡のような彼に日々癒され、日々励まされ、日々驚き、日々刺激を受けるような毎日を送ってきた。

疲れた時の大野さんの笑顔はいつもの何倍も甘くて、辛くて前を向けない時の大野さんの言葉はいつもの何倍も心強くて、落ち込んだ夜中に聴く大野さんの歌声はいつもの何倍も綺麗だった。

足取りの重い朝、あと少しのやる気が出ない昼、どうしようもない不安に苛まれる夜。そんな時に見る大野さんはいつもの何倍も眩しすぎるほど輝いていて、私に小さなやる気や希望をくれた。落ち込む思考をゆっくりと引き上げてくれた。

「今日も元気かな?」「自由に過ごせているのかな?」「新しくやりたいことは見つかったのかな?」 「今どんなことを感じているのかな?」日々大野さんを想う気持ちが強くなっている。今はどんなビジュアルかな腹筋は何個かな、なんてことも想像する日々。そんな日々も愛おしくて大好き。

ただ、想いが強すぎて淋しくてたまらなくなる時がある。どうしようもない不安に駆られ涙が溢れてくることや、分かっていても大野さんが芸能界にいない事実に胸が締め付けられることもある。昨日は前向きな気持ちだったのに今日は心が急に淋しくなって声を出して泣くこともある。くしゃっと笑った顔や歌ったり踊ったりしている姿、ファンの子に向ける眩しすぎるほどの笑顔、キャンパスに向かっている時の真剣な目を想い出しては逢いたくて逢いたくてたまらなくなる。

けどもうそれは仕方がないことだなと思う。どうすることもできないから。現象として受け止めるしかない。大野さんを想った結果としてこの感情になったのならばもはやそれさえも愛おしいじゃないか。それだけ彼に夢中で、今も夢中な証拠。大晦日まで何事もなく嵐としての大野智を無事に走り切ってくれたことにホッとしている自分もいるから。今、彼が笑顔で穏やかな日々を自分のために過ごせているとするならばそれだけで充分じゃないか。

…でも、貴方を想っている内にどんどん想像が膨らんでしまうのも事実。私の大好きな言葉の一つ、「休止中も僕のことを想っていてください」。この言葉に意味を持たせすぎるのも良くないとは思うけれど、大野さんの全てが詰まっている気がして。嘘をつかない彼だからこそ信じられる未来。実際、未来なんて分からないけど。でも、ありえない未来じゃないと思えるのが大野さんの凄いところ。大好きなところ。尊敬しているところ。「自分の幸せとやりたいこと」の交わった先が、再び舞台に立つことだったら嬉しいな。

いつの日か訪れるかもしれない「また」を焦ることなくゆっくり気長に待っていたい。大野さんが踏み出そうと思った時に、安心して帰ってこられるような場所を大切に温めながら。その時は今の自分よりももっと成長できているといいな、なんて。

大野さんが新しい一歩を踏み出すまでこれからの記憶が更新されることはないけれど、今は大野さんが残してくれた過去を大切に大事に抱きしめていたい。宝箱に閉じ込めたい気持ちならば宝箱に閉じ込めて、取り出したくなったらまた取り出し、抱きしめたり、磨いたり、眺めたりすればいい。

大野さんがいない事実をこれからも目にすることが多くなると思うけれど、淋しいなら淋しいでいい。悲しいなら悲しいでいい。泣きたい時は泣いて、叫びたくなったら叫んで。そして、また少しずつ前を向こうとすればいい。こんなの綺麗事かもしれないけれど、周りの人に感情を合わせて自分の心がどんどん辛くなるより断然いい。簡単なようで凄く難しいけど自分に嘘を付かず、想いを変質させることなくありのままの想いを受け入れたい。気張ることはない。他の人と比べる必要もない。応援の形を変える必要もない。ただ自分の心が喜ぶ方へ、楽しい方へ、滾る方へ。前向きなプラスの感情、後ろ向きなマイナスな感情。受け取り方は人それぞれ。どんな感情を抱いたとしてもきっとどれも間違いじゃない。私も貴方も。

ずっと想っていたいと思わせてくれる人を好きになったのだから。これからもたまに苦悩しながら、大野さんで溢れすぎている愛おしくて楽しい日々を謳歌していく。新しい未来が始まることを夢に見ながら。大野さんを想える日常があることに感謝をしながら。

大野さんを想える日々が最高に倖せだ。

明日はどんな景色が広がっているのだろう。

大野智の挨拶に温度を感じた話

晦日の「This is 嵐」の生配信が無事終了して、早いもので1週間と少しが過ぎようとしています。皆様いかがお過ごしでしょうか。私は未だ大野さんの姿が見えない日々に気持ちが右往左往していますが、ゆっくりと自分の気持ちに向き合いながら、大野さんが届けてくれた日々の幸せを胸に生きています。

さて、文章を綴ろうと思った理由なのですが。リピート配信で改めて大野さんの最後の挨拶を見た時に溢れ出た多幸福感や渦巻く気持ちをどうにか言葉にしたかったからです。ここに気持ちを置くことにしました。少しの間お付き合いください。

〜〜〜〜

大野さんの最後の挨拶が本当に素晴らしかった。素晴らしすぎるほど素晴らしくて、立派すぎるほどに立派だった。大野智という人間の本質が垣間見えた気がして、嬉しいような怖いような不思議な感覚を味わった。なんだかゾクゾクした。鳥肌が立った。大野智はカッコいい。惚れた相手に間違いはなかった。挨拶を聞いて改めてそう思った。

正直な話をすると、大野さんは涙を流すと思っていた。だから、様々な声が上がってしまうな…と勝手ながらに心配していた。でも、大野さんは涙を流さなかった。「悔いはない」とハッキリと伝えてくれた。私が想像していた以上に何倍も何百倍も大野さんは強かった。落ち着いた様子で様々な温度を保ちながら私達に一つ一つ的確な言葉を素直に丁寧に届けてくれた。話している時の大野さんは、凛としていて、何かから解放されたかのようなスッキリとした顔をしていた。

大野さんはカッコいいところが沢山ある。ビジュアルは勿論のこと、歌やダンスなどのパフォーマンスなどカッコいいところを挙げればキリがない。それぞれ思う大野さんのカッコいいところは沢山あるだろう。そんな中でも、私は大野さんのカッコいい所の一つに人間性があると思う。

私はずっと大野さんは、「愛されるより愛したい人」で、愛されるのも嬉しいけれど、好きな人には自分から愛したい、何かしてあげたい、言葉を伝えたいタイプなんだなぁ、他人からの見返りはあまり求めないのかなぁ、なんてなんとなく思っていた。だからこそ、(という表現は少し違う気もするけれど)誰にでも分け隔てない優しさがあって、人が心地良いと思う温かさが滲み出ているのかもしれない。そこが根本にあるから、人のためにずっと走り続けられていたのかもしれない。実際大野さんは、本当に強くて、優しくて、美しくて、温かい人だ。でも、私は少し怖いなという気持ちもあった。自分の人生に執着していないようにも思えたから。愛するだけじゃなくて愛されることにも、もっと執着して良いのにな、なんて自分で繰り広げた妄想であるにも関わらず、こんな無責任なことを思っていた。

だから、大野さんの言葉の中に、「僕は明日から自分のことを考えて、自分の時間を大切に生きてみようと思っています」という言葉を聞いた時に本当に驚いた。愛するとか愛さないとか関係無しに、人のために生き続けていただけで、自分の人生に執着していなかったわけじゃないんだと。後回しにしていただけなのだと。もちろん愛が沢山含まれた「人のため」は沢山あっただろうし、私も実際に感じていたけれど。でも、厳しい世界で走り続けていたから、無理した時、無理しなければいけなかった時もきっと沢山あっただろう。それが義務になっていた時もあるかもしれない。自分の人生にとっての幸せを、誰かの為に犠牲にしていたかもしれない。多分大野さんは、全てを知っていると思う。知ってしまっている。自分が何か行動することで様々な感情が飛び交うということを。だから、大野さんが「自分のために生きる」というようなことを言葉にしたから本当に驚いたし、本当に嬉しかった。その力強い言葉には、静かに燃える炎から感じるようなあったかい温度があったから。受け止めてくれる先があると大野さんが信頼してくれているのだと思ったから。大野さんは、「いろんな感情にさせてしまったけど」と言っていたけれど、私は大野さんを好きになってから大野さんに対して嫌な気持ちになったことは一度もない。胸を張って言える。だから、自分の幸せや進みたい道を諦めないでくれてありがとう。と本気で思っている。本当にありがとう。

その後、大野さんは「またいつか人のためになれるように」と言った。なんだかもうただただ凄いとしか言えなかった。大野さんはやっぱり凄い。カッコいい。「人はすぐ変わります」と言った大野さんはきっと、人間関係で嫌なことを沢山経験したのだろう。これは昔、大野さんが話していたことから想像したものに過ぎないけれど、人のために尽くす大野さんだから裏切られたりしたことも多くあったのかもしれない。そんな苦い記憶を持っているかもしれない大野さんはそれでも「人のために」と言った。こんなにも愛に満ち溢れた言葉を言えるだろうか。心が綺麗すぎる。人間として完成されすぎている。大野さんの人間性にただただ惚れるばかりだった。また一つ大野さんから学ばせてもらった。本当にカッコいい。

大野さんの挨拶を聞いた後、しばらく涙が止まらなかった。信じられないほど泣いた。なんの涙なのか私にも分からない。嬉しい涙なのか、悲しい涙なのか。ぐるぐると感情が渦巻いた。それを言葉にしたくて綴っているのに、答えが出なくて困る。でも、どんな感情でも正解なのだと思う。全部含めて私なのだ。

大野さんは挨拶の中で沢山の感謝の言葉を口にした。メンバーやスタッフ、沢山の人に感謝をしていた。メンバーに対して感謝を述べてお辞儀する姿が本当に美しかった。そしてその感謝の言葉の中に、私達ファンに向けてくれた「守ってくれて」という言葉があった。大野さんはファンから守られていると思ってくれていた。私達の声や気持ちが届いていたのだ。反論されようが大野さんを守る言葉を声にし続けているファンの子達、間違った情報が流れて、その勘違いを無くすために自分が犠牲になって誤解を解こうとしているファンの子達が沢山居たことを私は知っている。その声は決して無駄じゃなかったのだなと。画面をしっかりと見て気持ちを届けてくれた大野さんを見て、なんだか報われた気持ちになった。大野さん、大野さんの温かい気持ち届きました、本当にありがとう。貴方のファンの子で本当に良かった。

力強く言ってくれた「またね」は、想い続けていたファンの子への繋がりの糸かなと思った。もしそうであるならば、何年経ってでも待っていたい。きっとファンの子が見たい景色の第二幕がある。大野さんなら、と思う気持ちがある。それくらい大野さんを信じる気持ちが分厚い。もし、違ったとしてもその道を応援するけれど。でも、声にし続けることは大切だなと思うから。新しいステージで逢えることを楽しみしているよ。その時まで。またね、智くん。

大野さんの挨拶は本当に素晴らしかった。大野さんの言葉一つ一つに光が宿っていた。大野さんから放たれた言葉の光は私の心にも然るスピードで届き、今でも私の心を燃やし続けている。決して消えることはない。時には燃え盛る炎、時には穏やかな炎、時には消え入りそうな炎。様々な温度で届けてくれた。大野さんの言葉を抱きしめた時に、温度も音も感じて凄く温かくて穏やかな気持ちになった。重みがあってドキドキしたし泣いているのに心地良い。なんだか不思議な体験をした。

これからも大野さんが届けてくれた言葉達の温度を胸に、一生懸命前を向いて生きようと思う。そして、想ったことを我慢しないで言葉にしようと思う。彼に届くことを願って。

今日も大野さんが大好きだ。

青いバラの花束を貴方へ贈りたい

大好きな大野さんがお休みに入る前に、大野さんに対する気持ちを整理するべく、語彙力が乏しい私には無理だと思いながらもずっと書いてみたいと考えていたブログに手を伸ばしてしまいました。拙い言葉を書き連ねることにとても迷いましたが、ブログに自分の想いを書くことが一番スッキリすると思ったので、書きます。超個人的な主観で、大野さんが大好きだという気持ちだけで、大野さんに対して溢れ出る想いを自己満足にただただ綴るだけの文章です。先ほども言いましたが超個人的主観なので、今読んでくださっている貴方様と私の思い描いている大野さんが違うかもしれません。私の個人的な想いや考えを書くだけなので、誰のことも否定するつもりは全くないことはご理解願います。また、マイナスな感情も含まれる可能性が十分にありますので、この先の文章を読むかどうかは今この文章を読んでくださっている、貴方様の判断に委ねます。違うと思ったらそっとこのページを閉じてください。よろしくお願いします。また、前置きですらこんなにも長くて重いので、多分本文でも恐ろしく長くて重い文章になるかと思います…。では、自己満足ではありますが、大野さんに対する気持ちを書いていきたいと思います。

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突然でもないけれど、私は大野智さんが大好きだ。

大野さんの大好きなところを1つずつあげていくとキリがない。大野さんを深く知れば知るほど好きになっていく。大野さんへの大好きな気持ちが日々更新される。

まず大野さんは見た目が美しい。ビジュアルが完璧だ。紙吹雪や銀テープを住まわせる羽毛布団みたいな髪の毛も、幻想的な桃花眼も、絢爛な眉毛も、妖美な耳も、虹が架かる鼻筋も、マシュマロみたいな頬も、流麗な口元も、艶な首筋や鎖骨も、魅惑的な喉仏も。今まで絶え間なく語られたであろう軌跡を辿ることを許してほしいし、無限に溢れ出る言葉達を紡いでいる勢いを流してほしい。私は大野さんのビジュアルが大好きだ。大野さんは本当に美しい。美しいのに可愛いしカッコいいしで大変だ。

ただ、大野さんが美しいのは外側のビジュアルだけではない。内側も最高に美しい。温かい。そして、愛しい。

大野さんは、温かい家庭に生まれた。焼肉を食べて、Wiiのボーリング大会やって疲れて寝る。お正月には家族でビンゴ大会をするような温かい家庭。一番大変な時期にも関わらずアニメショップに連れて行ってくれた後一緒にかき氷を食べた、2点のテスト見せた時笑い飛ばして額縁に入れて飾ってくれた、お仕事がいくら遅くなろうとも家の明かりを付けて待っていてくれた、何でも話せるある意味親友みたいな母ちゃん。自分で冗談を言った瞬間に自分が笑って誘い笑いをしてくる、カレーうどんが食べたいと言うと現れて張り切ってネギを刻みだす、一緒に酒を飲むようになり些細な話をしている内に、「お前には頭あがんないよ」「そもそも父ちゃんと母ちゃんが結婚しなかったら俺ここにいないんだから」といつの間にかお互い感謝しあっている一家の長である父ちゃん。昔は喧嘩が多かったけれど、アイスを半分個したり、ダンスシューズを持ってきてくれたり、お芝居のお仕事が忙しい時に母ちゃんとご飯を持ってきてくれた姉ちゃん。大切に愛しそうに家族エピソードを話す大野さんが大好きだ。そんな温かい家庭に生まれ大切にされてきた大野さんは、大きな世界へと一歩踏み出すことになる。

1994.10.16 ジャニーズ事務所入所。知らない間に履歴書を送られて合格。乗り気でないオーディションに連れてこられ振付師の先生を見ながら踊る子達の後ろで、お母さんに手を振る可愛らしい大野少年。(可愛すぎて心臓が苦しい)。ジャニーさんに前で踊らされたものの才能を見出されてか見事合格。(後にどんどん語られる、大野さんとジャニーさんのエピソードが本当に愛おしくて可愛い。)

それから大野さんは、ダンスを極めることを目標にしながら、ダンスを踊った後のやり切った感を快感に毎日精進してきた。仕事と学校があると逃げる場所があって甘えちゃうからと高校も辞めた。初めて、親元を離れた京都での舞台。毎日舞台に立ち、座長も務めた。ホームシックや怪我もあり、ボロボロの身体になりながらも日々を過ごした。幼くして乗った大きな責任の船。葛藤や嫌な気持ちがあったはずなのに、後に、京都に行った選択は間違っていなかったと言う大野さんが本当にカッコいい。それを経験値としてしっかりと今も活かしている大野さんもカッコいい。見事成果を上げ、ダンスが極まったと思ったため退所しようとしたら、再度大きな船に乗ることになる。

「レコーディングがあるから手伝って」とだけ言われて手伝いに行ったらまさかのデビュー。その頃から一緒に走っていた仲間から、当時を振り返った時に「最初から凄かった 頭抜けてた」と言われるくらいだから、ジャニーさんが手放したくなかった稀な存在であったことが良く分かる。

デビュー後の大野さんは京都で舞台に立っていたため、TVの出演が少なく他のメンバーに比べて知名度がなかった。「大野智です!」という挨拶に対して歓声が少なかった。このことに対して、他のメンバーに追いつけるように、決して腐ることなく誰よりもファンレターを書くなどひたむきに努力し続けてくれた。昔から変わらない彼のファン想いなところが本当に大好きだ。

大野さんは、歌やダンスの才能がある。その才能は大野さんが持ち合わせたセンスを磨き続けた努力の賜物だ。人前で歌うことが苦手だった大野さんは、上手くなりたいという向上心を持ち続け、腹筋や喉を鍛え続けた。ダンスを極めたかった大野さんは、自由になるため踊り続け日々練習を重ねた。自分に厳しく、納得のいくまで。妥協は許さない。そこには誰も入ることは出来ない己を追い込む大野さんの姿しかない。だから、大野さんの表現するものを称賛する人が多いのだと思う。私も大野さんが表現するものが大好きだ。求める人に対して応えながら、いろんな表情を見せてくれる大野さんが大好きだ。心が震える、心が洗われる経験を何度も重ねてきた。大野さんは舞台に立つと顔が変わる。より一層輝いて見える。眩しく見える。歌やダンスの技術を核になり支えているのは、紛れもなく大野さんだ。

大野さんはファンの子が求めているものを知ってくれていると思う。そして、それに出来る限り応えようとしてくれている。大野さんは、本当にファンの想いの人だ。大野さんは様々な角度からファンの子を魅了し続けてくれている。大野さんは歌やダンスなどの才能が素晴らしいだけでなく、人柄も素晴らしい。本当に尊敬できるところが沢山ある。優しくて、強くて、温かくて、柔らかくて、美しくて。こんなにも完璧な人はもう二度と現れないのではないかと思うほどだ。

大野さんはよく優しい人だと言われる。メンバー、後輩、共演者、スタッフさんなど大野さんと一緒に仕事をした各所方面の人から大野さんは「優しい人」だと言う声を聞く。大野さんが優しい人であるということは直接話したことがない私でさえ、よく感じることだ。それは、LIVEやTV、ラジオ、パンフレットや雑誌のインタビューからである。

優しい人は理性のある人だなと思う。誰にでも分け隔てなく優しく接する姿や、広い観察力で当たり前のようにさり気ない気遣いをしている姿はとても神々しいものに見える。そんな大野さんに対して、毎回尊敬や大好きだという気持ちが溢れる。そう。私は、大野さんの体温が感じられる優しさが心地良くて大好きだ。いつだって彼の優しさに救われてきた。

まず大野さんは、話し方が優しい。さらに可愛らしい笑い声が相まって、私の耳が溶けてしまいそうになる。自然と笑みが溢れて愛でてしまうほどに優しくて甘い。少し話は逸れるけれど、歌声や話し声とはまた違う、心地良くて落ち着いているナレーションの声も大好きだ。そして、言葉が優しい。言葉が優しいというのは選ぶ言葉が柔らかいなという印象。傷つけるようなことは決して言わないし、相手が不愉快になるような汚い言葉を使わない。大野さんはいろんな方向から見ても優しい人だと感じる。そして、品のいい人だ。

でも1つ打ち明け話をするのなら、大野さんの優しさが時に苦しかった。あまりにも大野さんが優しすぎるから。包み込もうとするから。大野さんはあまり意識していないのかもしれないけれど、全部受け入れようとする姿、自分を犠牲にしてまで周りの人を立てようとする優しさが苦しかった。

特に苦しかったのはバラエティーの時。容姿や性格を下げられたり、言動でからかわれたり揚げ足を取られたり。大野さんが、愛があるいじりをされるのは構わない。でも、愛もないいじりが広まって世間のイメージになっていくのがやるせなくてたまらなかった。自分の大好きな人が下げられて笑いにされる光景を好き好んで見るファンはいないだろう。私はそんな光景を目にする度、嫌な気持ちになった。自分の推しがこの立場になったらきっと怒るだろう、なんていうひねくれた気持ちもあった。芸能人だから楽しい雰囲気にする、笑いの方向に持っていく、ことが当たり前だと言われればそれ以上は何も言えない。でも、大野さんは芸能人以前に1人の人間だ。何を言われても全く気にしない、全て許してしまう、人間なんてこの世に存在しないと私は思う。

大野さんは本当に優しい。そして、信頼されている。だから何を言っても良いと思われてしまう。実際大野さんがどう思っているのかは私には分からないから全て憶測でしかないけれど、何も言い返すことなく力なく微笑む大野さんの姿を見るととても心が痛むし、「長所・優しい、短所・優しすぎる」という言葉がピッタリすぎる彼を想うと胸が痛む。いつか心が壊れてしまうのではないかという不安もあった。でも、そんな不安をよそに大野さんはいくら下げられても、いくらマイナスなイメージが世間に広まったとしても、相手を下げる笑いは一切しない。むしろ自分をどんどん下げる。その優しさが、そのまま彼の印象へと影響していくからもどかしく思ったりもするのだけれど。でも、彼が返す言葉にはいつも誠実さと謙虚さが溢れていると思う。そして、場がまとまる且つ癒される。瞬時に場の空気を読み取り、最適な言葉を選び、誰も傷つけないバラエティーをすることは誰もが皆当たり前にできることではない。下げられること自体は好きではないし苦しいけれど、下げられてしまった時に垣間見える対応力や、優しすぎる彼も大好きだなと強く思う。大野さんはとても賢い人だ。ちなみに、ディレクターさん達にも彼が放つ言葉は面白いとお墨付きも貰っている。

大野さんの選ぶ言葉が柔らかくて優しいという話をしたけれど。大野さんの言葉は、優しいだけじゃなくて力強いと思う。そして、説得力があって心強い。大野さんは自分の心情をあまり多くは語らない。大野さんの場合、多くを語らないからこそ、語った時の言葉の重さや純粋さが伝わるのだと私は思う。

私は、人が口に出す言葉は、如何なる時もその人の鏡のようなものであると思っている。大野さんは沢山のメディアを通して的確に分かりやすく私たちに言葉を届けてくれた。時には、大野さんの考えを真剣に、真摯に届けそっと背中を押してくれ、時には、冗談交じりで凍てついた心をそっとほぐしてくれるような温かさがあった。大野さんの言葉は魔法みたいだ。その人の心の痛い部分を拭ってくれるような、心の中を洗い流してくれるようなそんな柔らかさがある。

大野さんは、誰に対しても壁を作らずフラットに接し、決して相手の意見や在り方を否定しない。相手の話にしっかりと耳を傾け、一度受け止めた上で相手の悩みに添った言葉を届けてくれる。大野さんは空中に言葉を投げてしまわない人だ。魔法だけど魔法じゃない。魔法は一瞬で消えてしまうけれど、大野さんの言葉は然るスピードで私達の心に届き、消えることなく心に残り続ける。だから、大野さんの言葉は時に魔法で、時に温かいお日様で、時に現実で、時に薬で、時に花束で、時に柔らかい手なのだと思う。

そう強く確信したのは、FREESTYLE2020のインタビューでのことだった。

大野さんの、ファンのためという優しい嘘から始まった重くて硬いすぐには解けることのない誤解。自分の愛おしい愛犬の絵を描いただけで、耳を塞ぎたくなるような汚い言葉の批判が殺到。なぜ行われたのか未だに分からない謝罪会見。大野さんにはあの一部始終は苦くて思い出したくない記憶だろう。私だったら、一生目に触れないところに隠してしまいたくなる。でも、大野さんは違った。隠してしまわない人だった。あまりにも、強くて誠実で不器用だなと思う。再度掘り起こしてしまったら、忘れようとした人も、忘れてきた人もあの時の感情が鮮明に蘇ってくるだろう。そんな人に何を言われるか分からない。また批判が相次ぐかもしれない。でも、大野さんは逃げなかった。何年越しにでも伝えたい想いがあった。ハッキリと真実を伝えて、私達の嫌な記憶を塗り替えようとしてくれた。そんな不器用な貴方も、大好きで、大好きで仕方ない。こんなにも想ってくれていたことを知って苦しいけれど、嬉しくて仕方ない。何度も読み返しては大野さんの言葉を泣きながらそっと抱きしめた。強ばりながらも恐る恐る伸ばされた温かくて誠実な手を強く握りしめたいと想ったそんなインタビューだった。

だからと言ったらおかしいけれど、私は大野さんの言葉をいつも信じている。逆に言えば、大野さんの言葉しか信じていない。第三者が勝手に情報を集めて無理矢理暴き出したものを見て、傷つきたくないのもあるけれど。でも、自己防衛以外にも理由はある。大野さんには幸せでいてほしい。アイドルとしてステージに立っている時には難しいかも知れないけれど、少なくとも私生活では豊かで、ストレスがない自由な日々の中で生きてほしい。だから私は、根も葉もない噂話や、私生活を追い回すようなゴシップは大嫌いだ。少しの真実の情報から話を大袈裟に広げ、まるで真実かのような嘘を固めたゲスな記事を売り、ご飯を食べる人達の思うツボにならないようにしてきた。信用できないところからの記事は、良さそうな記事も悪い記事も見ないようにしている。

私は大野さんが届けたいと思うものだけを受け取っていたい。大好きだから深くまで知りたくなってしまう。近づきたくなってしまう。でも、深く知りすぎると幸せかもしれないけどきっと傷ができてすごく痛い。だから見せようとしてくれている心の範囲の中で楽しんでいたい。大野さんから零れ落ちた少しの幸せも逃したくない。その見せてくれたもの、零れ落ちたものは掬い取ってでも自分のものにしたい。という想いで今まで大野さんを応援してきた。

ただ、見せていない心の部分も想像してしまうのはきっとやめられない。だって、届けてくれるものがあまりにも眩しくて美しくて心地良いから。私が知らない大野さんの心の中には、どんな景色が広がっているのか。人々の心を癒すような穏やかな波なのか。人々の心を豊かにする森林なのか。温かい炎なのか。それとも、ジメジメとした大地や雷が鳴り止まない大雨なのか。私には分からない。見せていない部分はいつまでも大野さんだけのものだ。憶測で語るのは嫌だったのもあり、分からない部分は全く言及してこなかった。だから、これからも暴こうとするのではなく、自分だけの想像で楽しんでいたいと思う。

大野さんは、嵐というグループ、21年間も一緒に走ってきたメンバー1人1人を愛していると思う。そのことは、TVやインタビューからでも分かるし、何よりメンバーを見ている表情から伝わる。

でも、大野さんは嵐を畳むという命懸けの決断をした。様々な葛藤や苦難を乗り越えた上での発表だった。それなのに、発表した直後のファンからの批判や誹謗中傷があったことは今でも忘れられない。ここぞとばかりに憶測で語るゲスな記事も世の中に数多く出回った。私の中でなによりも許せなかったのが、「リーダーなのに」という声が目を伏せたくなるほど沢山あったことだ。(最近は少なくなってきた)今までリーダーとしての努力や葛藤を無視している人があまりにも多すぎた。こんなことになるならば、リーダーなんてしなければ良かったのではという無責任な感情も勝手ながら抱いてしまっていた。

無責任な感情を抱いたにも関わらず、どう考えても嵐のリーダーは貴方以外考えられなかった。

身体は小柄で華奢だけど誰よりも懐が深くて。大きな器で何でも否定せずに受け入れようとする大野さんが、グループとしてまだ低迷していた時グループとしての正しい道標を示した大野さんが、メンバーが万全なコンディションでない時にたった一言でその場を救った大野さんが、メンバー精神的支柱も担っている存在であることには今でも疑いの余地はない。いわゆるいつもガンガン引っ張っていくリーダーではなくて時には後ろから見守り、時には背中で語るリーダー。あまりにも謙虚だし、自分から目立とうとしないから、リーダーであることが時に貴方を苦しめたかもしれない。リーダーとしての我慢だったり、リーダーとしての見守りだったり、リーダーとしての言葉だったり…。

「リーダーがやめるんだよ」と少し切なそうに言った言葉。ずっと胸に残っている。貴方が初めてメンバーに自分の気持ちを話した時、事務所に報告した時、どんな言葉で引き止められたのだろう。大野さんの言葉通り苦しいけれど、貴方にしか分からない。だから少なくとも、否定したくないし、批判したくない。

貴方は、リーダーはただのあだ名だという。リーダーらしいことは出来ないって。自信をなさそうにいつも話している。でも、誰よりもメンバーの幸せや健康を願っている貴方が、誰もが寄りたくなるような温かな空気を纏っている貴方が、誰よりも強くて柔らかなしなやかさを持ち、芸事でも人柄でも魅了する貴方が、紛れもなくリーダーだと思う。リーダーとして重い荷物を抱えながらも、揺るぎない考えを持ち、時には全力で、時にはゆっくり。ペースを変えながら、嵐というグループを守り続けてくれてありがとう。本当にお疲れ様でした。

大野さんが5×20のゴールテープを切る日に、「正直怖かったです」と話してくれたあの時の、表情や声が頭の中から離れないことがある。自分の想っていることを吐き出すのってしんどい。心の中を見せることは怖い。発言力がある立場にいると尚更。だから、少し震えながら、涙を流しながら吐き出してくれたあの日の大野さんの表情や言葉を絶対に忘れない。忘れたくない。と思う。

そして、最後に大野さんは「絶対最後までみなさんついてきてください」と力強く言ってくれた。自分の命懸けの決断は、2年間という時間に変わってしまって、正直本当に心配した。期間が延びて嬉しいはずなのに心配の方が強かった。でも、大野さんは「すぐやめたいだろ?」の質問に対して「2年なんてなんてことありません」と答えてくれたんだよね。その話を聞いたときに、本当に強い人だなと思った。強すぎるくらいに強い人。大野さんの姿を1分1秒でも逃したくない。絶対最後まで全力で嵐としての貴方を楽しみながら見届けると決めた。

畳みたいと思ってから、2年間も全力で走ってくれて本当にありがとう。どれも大切な宝物。貴方に全力でついてきてよかったと心から想う。後悔は全くない。

大野さんは来年のことを質問されると、「実感が湧かない」「まだ分からない」という。分からないことを適当な言葉ではぐらかさず、嘘を言わない大野さんが大好きだなと強く思う。そして誇らしい。さっきも書いたけれど、大野さんの言葉は、いつだって優しくて温かくて誠実で。嘘偽りのない感情をストレートに伝えてくれるから私達にも届きやすいし響きやすい。大野さんが届けてくれた言葉達を、来年以降も大切に抱きしめながら日々を生きようと思う。

こんな綺麗事を並べているけれど、正直に言ってしまえば、居なくならないでほしい。一瞬でも見えないところに行かないでほしい。貴方が表現する最高なパフォーマンスをもっと見ていたい。感じていたい。貴方が楽しそうに、幸せそうに笑う弾ける笑顔をずっと見ていたい。眺めていたい。

でも、大野さんは背負ったものを一度全て下ろす覚悟をした。自分の人生なのに決断する時にも、沢山の人の気持ちや人生を背負っているなんて、少し可笑しくて不思議な話だなと思うけれど。人の痛みが痛いほど分かる大野さんだからこそ、答えの出ないことに対して、とても苦しみ時には泣いたりしたのかな。自分よりもメンバーやファンの子を優先する人だから、きっと何度も無理をさせてしまったよね。大野さんが抱えていた不安や葛藤は計り知れないけれど、悩みに悩んで決断してくれてありがとう。今まで走ってきてくれてありがとう。まずは、ゆっくり休んでね。

だって貴方はアイドル以前に人間だ。やりたいと思ったこと全て不自由なくやってほしい。自分のために絵を描いてほしいし、キャンプや釣りもそう。自然と戯れ栄養を身体に沢山入れてほしい。適度にタバコやお酒も楽しんでほしいし、貴方が何年かけても守りたかった愛犬と遊んだり、好みの調合でお刺身をつまみながらカレーを煮込んでみんなに振る舞ってほしい。貴方が幸せになることを誰よりも望んでいる。キャンプに出逢った時のような、輝きすぎて眩しいくらいの目をずっと持ち続けていてほしい。

ゆっくり休んだその先に新しい何かがあればそれ以上の嬉しいことはない。ツイートこそしてこなかったけれど、大野さんが届けてくれた言葉から、「何か考えてくれているのではないか」というワクワク感は実はずっとあった。大野さんの心の中、水面下で動いている楽しい何かがあると思いたい。アイドルとかそういう概念を取っ払った貴方だけのパフォーマンスがきっとある。また見られる日がくる。そう信じていたい。貴方が「幸せになる」こととして芸能界活動を選択してくれたらこんなに嬉しいことはない。もしそうでなかったとしてもその選択を応援するけれど。でも、また力や才能を蓄えた貴方の姿を見られることを願っている。きっと悲しい別れじゃない。

きっと、どこに居たって何をしていたって大野さんは、持っているあるいは纏っている魅力や雰囲気で人々を癒し、時には尊敬され愛される存在になっていただろう。この広すぎる世界の中で名前が注目される存在ではなかったとしても、きっと私に何処かで何かを通して幸せを運んでくれる存在だったんだろう。

でも、大野さんはここ日本でアイドルをしてくれている。たった1人の身体で何万人もの人を幸せにしている。大野さんと私は、アイドルとファンという関係だ。それ以上でも以下でもない。もっと厳密に言えば全く関わりのない人間同士だ。話したこともない人間に対して、こんなにも好きになるのかと自分に対して少し引くことがある。でも、その感情すら愛おしく思えるくらいに大野さんが大好きだ。

大野さんを応援していると、温かくて火が灯る感覚を何度も味わう。大切にされているという感覚が凄くある。発売されたCDやDVDを購入する。出演しているTVを見る、LIVEに参戦、などはファンがすることであり、アイドルはそれを提供する側。これらだけですでに幸福なのだが少し寂しいものにも思える。しかし、大野さんを応援していると寂しいと思うことは全くといってない。これを超えた繋がりが大野さんと私達の間にあるからだと私は思う。これを超えた繋がりが生まれるのは、一方通行では到底起こりえない。大野さんは、愛や感謝を言葉でも態度でも伝えてくれる。存在が大きくなっていき遠くの存在になったとしても1人1人のファンの子とファンサなどで向き合ってくれる。届けてくれる。嵐がここまで大きくなったのはファンのみんなのおかげだと何度でも感謝を伝えてくれる。大野さんの温度が感じられる愛や言葉があるからアイドルとファンを超えた繋がりがあると思える。大野さんは、ほわんと柔らかくて誠実で美しい最強のアイドルであり人間だ。

「オレにとってファンの人たちっていうのは、もう自分と同じ存在なんだよ」「とにかく身近な存在でいたい」「栄養源はファンの子」「みんなは仲間だから」「やっぱりファンの子なんだよ」。貴方が届けてくれたファンの子へのメッセージの一部。いつも言葉にして届けてくれる。大野さんに愛されているって、大切にされているっていつも心が温かくなる。独占欲があるのもちょっと嬉しい。惚れないわけがない。

「あなたたちの記憶が大野智そのものです」
どんなに間違ったエピソードが世に出回っても、目立たなくても、私は貴方の素晴らしいところを沢山知っている。そして、尊敬している。私の記憶が大野智そのものならば、最高で素敵で最強の記憶しかない。

努力家なのに努力を見せない、持ち合わせたセンスを磨き上げた才能が溢れるほどあるのに、驕らない。運動神経も抜群なくせに、何でもこなすくせに、自分よりも相手を立たせて、自分は下げる。目立とうとしない。でも魅せることを忘れない。心優しくてしなやかなのに男らしくて心強い。日常にも楽しさを見つけていつでも楽しむことを忘れない。どこまでも謙虚でどこまでも威張らないのにサービス精神は旺盛で、闘争心やハングリー精神も持っていてプライドが高い。1つ1つの仕事が丁寧でいつも感謝を忘れない。大きな存在なのに決して天狗にならずに、普通の感覚を持ち合わせている人。

大野さんは本当に魅力あふれる人だ。最初で最後の自担。魅せ方によって、魅せる角度によって様々な色に変化する貴方を好きになったことが、私の人生の1番の誇りであり、1番の宝物だ。本当に楽しかった。

また、逢える日を願っている。またね、智くん。